遮熱塗装の主な効果について

夏場の室内の暑さを防ぐ方法のひとつに遮熱塗装があります。
少し難しそうな言葉なので、よく知らないという方が多いかもしれませんね。
そこで今回は、遮熱塗装の意味と効果についてご紹介します。

遮熱塗装の効果について

遮熱塗装は太陽光を反射させる塗料を用い、屋根などから室内に熱を伝わりにくくするための塗装です。
遮熱用建材や遮熱シートより手軽に使え、夏場の室温上昇を抑えるのに効果的な方法と言えます。
その主な効果を次に示します。

室温を下げる

遮熱塗装すると、屋根の表面温度が15～20℃ほど下がります。
屋根の温度が下がることで、室温は最大で2～3℃下がる効果があります。
ちなみに塗装の色は、反射率の高い白色とするのが効果的です。

電気代を節約できる

室温の上昇が抑えられることにより、冷房にかかる電気代の削減にもつながります。
室温が1℃下がった場合、電気代で約10%の省エネになります。
ただし、あくまで光の反射による遮熱なので、断熱性・保温性はないため、冬場の省エネにはなりません。

屋根や外壁を守る

塗装を施すことで、屋根や外壁を劣化しないように防ぐ効果もあります。
遮熱用の塗料の耐用年数は10～20年と、普通の塗料より1.5～2倍寿命が長く、長い間家を保護してくれます。

まとめ

遮熱塗装は太陽光を反射させることにより、屋根などから室内に熱が伝わるのを抑える塗装のことです。
夏場の室温を下げるのに効果的で、冷房による電気代の節約にもつながり、屋根や外壁を保護にもなりますよ。
夏場に屋根の熱さで室内が暑く感じる方は、一度お試ししてみてはいかがでしょう。